SHREK 2 Stands for deciBels AT YANKEE STADIUM MORE OF THE MONKEES a tribute to the small faces
-long agas and worlds apart-
映画シュレック2のサントラ盤。映画自体は見ていないのですがアカデミー賞でのカウンティング・クロウズのライブを見て興味を持ち続けた末購入しました。その曲は#1「accidentally in love」。とにかく聴いてて胸が躍るハッピーパワーポップ#です。ライブで聴いたほうがグッと来たけど佳曲に変わりはないです。この曲目当てだったのですが他にもイイ曲あり。バタフライ・バウチャーの#3「changes」はリピート率では#1を凌ぐかも。原曲はもちろんデヴィッド・ボウイで彼の作品の中でもかなり好きな曲。でもーオリジナル超えてるかもね。とにかく鳥肌モンだ。ボウイ自身も感動したらしく急遽参加してます。ダッシュボード・コンフェンショルの#4「as lover go」も歌心溢れるミディアム・ロック#。彼等のCDは今まで未聴ですが気になる。人気あるみたい。リップスの#5「funkytown」は聞き覚えあり。CMかな。ピコピコのテクノポップだけど途中でファンキーなメロディもあってなかなか良いですね。イールズの#7「i need some sleep」。いつ聴いてもこの声はタマラナイですね。そしてその声が1番活きるポップなメロ、そのセンス。#8でパワーポップの名曲をカバーしているのはピート・ヨーン。その曲はバズコックスの「ever fallen in love」。ちょいスマートな正統派ロックになってるけど曲がイイから間違いないですな。ジョセフ・アーサーの#10「you're so true」もリピート高です。他はサントラらしく映像と共に楽しめそうな楽曲です。買うまでしなくてもそのうちレンタルも出来る様になる(なってる?)と思うので是非手に取ってみてください。 USの元祖パワーポップバンド、dB's1981年の1st。クリス・ステイミーとミッチーイースターのスニーカーズの発展バンド。パワーポップファンにとっては説明不要の伝説のバンドってところ。楽曲的にはポップさは他のパワポバンドに比べればイマイチと言わざるを得ないんですが最近なんとなく良さが染みてきたので紹介に至りました。#1「black and white」は抜群のパワーポップ#が鳴り響く。やっぱり1曲目は外さないなあ。大好きです。#2「dynamite」はなんとも浮遊感が漂うサイケポップ。聴くうちにハマりますよ。続く#3「she's a not worried」も同じように浮遊感ポップ。最初はスキップしたんだけどなぁ(笑)メロディが残る。#4「the fight」#6「tearjerkin'」もニューウェーヴ/パンク的な軽快ポップ。かなりスカスカでしょぼいけど耳に残るんだな。#8「bad requtation」でパワーポップが戻ってくる。dB's節は残してあるのでポップが前面に出てないけどね。僕は今は好きです◎。アルバム中1番メロディアスと思われる#9「big brown eyes」もイイ。ココまで“おあずけ”をさせられていたので流れるようなメロディ・ラインにハッとさせられる(他のパワポバンドなら凡庸なメロディとも言える)。彼等の作戦でしょうか?(笑)。#10「i'm in love」ではポップさ(あくまでdB'sの中の)が全開だ。機関銃のようなドラムが印象的。#11「moving in your sleep」もしょぼいスロー#ですがこのアルバムらしいラストです。で!ボートラの#12「judy」が最高のポップ#なのだ。なんでこういう曲をいっぱいやらないかなー。なんてね(笑)。2ndはもうちょい凝ってますが基本は一緒です。 ニュー・リズム・・アンド・ブルース・カルテット、NRBQの1978年作。60年代後半〜今も現役の生ける伝説バンドか。フジロックにてライブを生で体験してその楽しさに感激。そのフジロック会場にて購入したのがこのアルバム。今では4枚所有していて1980年『Tiddlywinks』もすこぶる良いので迷いましたが初買いCDってことでコレ。内容はR&B、ロカベリー、パワーポップ、ジャズ、ビートロック、ピュア・ポップなど・・ジャンルなど関係ないロックンロールの真髄が詰まっています。#1「green lights」で早速腰にくるノリノリのR&Rチューン!中盤にかけてはパワポファンの琴線にも触れまくりでしょう。#2「just ain't fair」もミドルテンポながらロックンロールの塊。奥田民生が好きならすんなり聴けそう。#3「i love her, she loves me」はポール・マッカートニーばりのメロディが冴えわたる名ラブ・ソング。#4「get rhythm」古典的R&Rカバーでノリノリ。50sロカベリーが好きならOKでしょう!。サックスが夢見心地のジャズ・ロック。#6「ain't no free」はチャックベリー#を酔いどれでスローに演ったかのよう。#7「i want you bad」がNRBQを知るきっかけの#。最高にカッコ良くて大好き。クラシック化しているパワーポップ#で必聴です!。続く#8「the same old thing」もR&Bのカバーながらパワーポップとして仕上げてる◎。#10「it comes to me naturally」はモロにチャック・ベリーで楽しくない訳がない(笑)。ライブでもプレイしていたおもちゃのオルガンが登場する#11「talk to me」。ラスト#は50sロックの名曲「shake, rattle & roll」をプレイ。テンポを落としめなので演奏能力がより鮮明に。LP盤では前作収録の名パワポ#「ridin in my car」(最高)がボートラだったみたいです。 アメリカン・ポップ・バンド、モンキーズ。モンキーズの曲は複数いるソングライター陣がバッチリなのでバライティーに富んで良い曲ばかりです。中でも個人的傑作として挙げたいのがこの1967年の2nd。#1「she」はバックコーラスが効いたポップ#で良さがじわじわと継続する佳曲。で、2曲目で早速アメリカンポップスの名曲と呼べる#2「when love comes knockin'(at your door)」が登場。カーペンターズやサイモン&ガーファンクルにも通じる古き良きメロディ。#3「mary, mary」はマイク作でブリティッシュ・ビートに影響されたと思われる#。#4「hold on girl」はデイビーの甘い声が魅力的で1聴目より10聴目と好感度UPします。次が軽めのサイケポップ#5「your auntie grizelda」なので振り幅の大きいこと。そして名曲#6「(i'm not your) steppin' stone」へ。キマシタ!ガレージ・ロックの元祖。カッコよすぎてシビレル。メロディ、リズム、シャウトするvo.とどれをとっても完璧ですね。N・ダイアモンド作の曲は個人的にツボに入るんですが#7「look out(here comes tomorrow)」もそう。ミドルテンポながらそのテンポ以上に体に訴えかけられる軽快さがタマリません!。#8「the kind of girl i could love」はマイク作(共作)はモンキーズの音楽性が一筋縄ではない証明といったポップ#。サビのフックは抜群です。甘い語りvo.の#9「the day we fall in love」で女性を虜にした後(笑)、G・ゴフィン/C・キングによる王道アメリカン・ポップ#10「sometime in the morning」で心は晴れやかに。#11「laugh」は軽快なロック#でラストの名曲へと徐々に盛り上がっていく。それは・・セカンドシングルでもある#12「i'm a believer」(「steppin' stone」がB面なんて最強すぎる!)。N・ダイアモンド作のこのパワーポップ#こそモンキーズの真骨頂。オルガンがまた効果的です。ホント大好きな曲。とにかくモンキーズは今のパワポ・ギタポバンドにも影響大だ。 元祖モッズ・バンド、スモール・フェイセスのトリビュート作。数あるトリビュート作品の中でもお気に入りの1枚。曲が好きだからってだけでなく参加アーティストは自分達の色を保ちつつソウルフルにカバーをしているので好感が持てます。プライマルスクリーム#1「understanding」は女性vo.をフューチャーしてソウルフルでノリノリだ。#2「i cat't make it」のドッジーも◎。彼等のルーツには間違いなくソウルミュージックがあるので納得。#3「it's too late」は大好きな#ですが現代解釈でビックビートに。スモール・フェイセスの中で個人的に大好きな1曲#4「my minds eyes」をストレートにカバーしてるのはノーザン・アップロアー。ベストな出来をみせるのは#5「i've got mine」のマンタレイ。リズム隊がシビレル。隠れ名曲#6「afterglow」を演ってるのはチェンジング・マンなるケニー・ジョーンズ参加のバンド。乾いたドラミングが良い。大好きな兄貴系バンド、60ftドールズとブーラドリーズのマーティン・カーのコラボで#7「the universal」。もっとアグレッシブにと思ったけどコレはコレでokか。ハイライト#、現代のモッズ後継バンドと言えるオーシャンカラーシーンによる#9「song of baker」は圧巻。OCSのオリジナルとも呼べる出来◎。続くホワイトアウト#10「rollin' over」も良い!さらに#11「almost grown」はケニー・ジョーンズ、ポール・ウェラー参加。抜群にカッコイイ。#12「talk to you」(ハイペルグロ)も貫禄満点で本物かと間違うほど。バズコックスがカバーするのは#13「here come the nice」。この曲大好きッス。#14「that man」をカバーしたライド。思いっきり彼等の色に染まってます。それはラストのジーン#15「autumn stone」も。オリジナルを知らなくても十分楽しめますよ。中古で落ちてるのでどうぞ。